仕手は、人為的に作った相場で短期間で利益をあげようとするもので、そのターゲットとなるのが仕手株になります。一般的な仕手株の特徴は出来高が低く容易に株価を操作できるものが中心になりますが、一部では出来高が多い株でも行なわれる場合があります。いずれにしてもどのような銘柄が仕手株とされるかは過去のチャートを見て、決算期や業績発表などの株価が動く要因がなににも関わらず、定期的に突出して上昇したり下降がある銘柄が仕手株といえます。また低位で低迷している銘柄も仕手株のターゲットになるケースがあります。

日本電信電話はNTTという名称で知られ、日本最大の通信会社になり、傘下に携帯電話大手のNTTドコモがあります。ドコモとはやや関係が薄い状態ですが、日本電話電信そのものは現在でも全国津々浦々までの張り巡らされた通信網を持っており、さまざまなサービスを提供しています。株価としては数年前まで低迷していましたが、現在では持ち直して上昇傾向にあります。
また東亜建設工業は、海上土木が本業の建設業者になります。主力事業は国内向けの土木・建設が中心になりますが、海外にも積極的に進出しています。特に海上土木に強みがあり、ベイエリアでの開発に強みを持っているため、今後の成長が期待できるメリットがありますが、株価は180円台から220円台を行き来する傾向にあり、仕手株とみられるケースがあります。
一方で、コロワイドは、居酒屋チェーン店の甘太郎などを展開している会社になります。同業の飲食店チェーン店を買収するなど会社規模が大きくなっており、また収益性も安定しているので株価としては上昇傾向にありますが、一定の波を描いて上昇しており、ここ1年は継続的に株価が上がっています。